マイ・ラバーダック・コレクション

アヒルのおもちゃに語りかけることが趣味の人です。

「生きるのが辛いときは」立ち止まって休むだけのメリットについて。

 
①:まずは体力/気力を回復させること。
②:①が済んだら、体力/気力を消耗しない生活習慣を模索すること
 
たぶん今回は①についての、僕なりの説明になります。
②についてはいずれ、どこかの機会で。
 
生きるのがしんどいって、
呼吸がするのがしんどいっていうのとそんなに変わらないし、
めっちゃしんどい気がするけど…。
 

「辛さ」は相対化されるべきではない

「死にたいほど辛くはない」というのは、ある種の相対化だと思うのです。
どこかで自分の悩みは「死にたいほど辛くはない」から、大したことはないという
社会的な自分の視点が入り込んでると思うのです。
 
こんなことで「死にたい」って言ったら、誰かにバカにされるよな、みたいなね。
そういう気持ちがどこかにあったりするんじゃないかな、と思います。
 
しかしね。
でもまあ、大したことはない辛さってのは本来はあまりないはずで。
辛さというのはいかなる場面においても、相対化されるべきじゃないんです。
辛いものは辛いんだもの。
 
同じ距離を同じスピードで走っていても、
脇腹がどの程度痛むかとか、呼吸がどれくらい苦しいかなんて人それぞれでしょう。
いくらスローペースだったといしても、苦しいものは苦しいでしょう。
それでも走れっていう人はちゃんちゃらおかしいわけです。
 
それと同じように、やっぱり辛さってのはその人固有の体験であって、
それ以上でもそれ以下でもないんですよね。
それぞれの体力にあったペースっていうのがあって、
「死にたくなる」ほどのペースで走るのはもちろんだめだし、
「死にたいほどではない」にしても、苦しくなってしまうペースであれば、
それはもう少しペースを緩めるべきなんです。

 ペースを緩めませんか

しんどいなって感じたときは、ペースを落とすのが「戦略」だと思います。
 
ペースを緩めることを、何らかの事情が邪魔をするのだとしても、
ペースを落としたり、一旦休んだりするメリットはあります。
 
1,故障というデメリットを回避できる。
ランニングの例えを続けますと、走っている最中に「しんどいな」と感じたとして、そのまま頑張り続けてしまうことで、故障のリスクが高まると思います。
しんどい部分を押し隠して走ろうとすると、そのフォームは必ず不自然になります。そして、不自然なフォームは負担が大きいので、余計故障のリスクがあがるわけです。
リスクばかりがやたらと高まる上に、しんどい状態だと走力もとうぜん下がるので、リスクとリターンが釣り合ってません。
 
しんどいな、と思ったときは必ず一歩立ち止まって、
自分の身体のメンテナンスを優先してみませんか。
 
2,楽なフォームやペースを見直す機会を得られる 
一度立ち止まったり、ペースを落とすことによって、自分のペースやフォームを見直す絶好のチャンスが得られるかもしれません。
これは今後、走り続ける上で、必ず生きてくる先行投資になるはずです。

とはいえペースを落とすことは難しい 

ペースを落とすことで、周囲から取り残される恐怖だとか、飛んでくる叱咤激励の声とか、想像するだけで「うわー」ってなりますけど。
それが心配なら、一気にペースを落とさなくていいと思うんです。
できる範囲で1つずつペースを落としていきましょう。
 
例えば、あまり気の進まなかった予定を一個キャンセルするとか、
ごはん中にはスマートフォンを一旦置いてみるとか、
公園でボーッとする時間を作ってみるとか。
 
長時間睡眠や昼寝は、かえって睡眠のリズムを崩すと思うので、僕はあまりオススメしてませんが、
岩盤浴だとか、スーパー銭湯なんかでリラックスできる時間を設けるのは、たまにならよいかもしれませんね。
 
とにもかくにも、まずは休むことです。
体力と気力を回復させること。
体力と気力が回復していない状態において、人はハリネズミ状態になります。
 
余裕があるときになら上手くいくはずの、周囲とのコミュニケーションも上手に行かなかったりすると思うのですよ。
あるいは、普段なら「楽しい」と思えたり「やってみよう」と思えることも、体力・気力が回復していない状態の、スーパー警戒モードが発動していると、前向きになれなかったりするわけです。
ハリネズミ状態になった人は、冷静さを失いやすかったり、ネガティブな体験に必要以上に強い反応をしてしまったり、新しいこと/もの煮対してネファティブな反応を示しやすくなったりしてしまうようです。
 
かなり重大な機会損失だと思うんですよね

コンフォートゾーンに引きこもる

ペースを緩めるのは、具体的にどういうことかというと、コンフォートゾーンにいる時間を長めに取るということです。
コンフォートゾーンというのは、不安になったり、心配になったりしない、慣れ親しんだ環境や行動・習慣のこと。
自身が不安バリバリの警戒モードを解除できるくらいまで、少しでも長くコンフォートゾーンにいることを意識するのがよいのではないかと思います。
 
しかしもし、ただ休むことが嫌なのであれば、ちょっとだけ生産的なことをしましょう。コンフォートゾーンを広げる努力です。

コンフォートゾーンを半歩でも広げて行く

一般的にコンフォートゾーンは「ずっとその場に留まっていてはいけない場所」みたいな言われ方をするらしいのですが、僕はそのままでもよいと思います。
 
ただ、やっぱり後ろめたい気持ちが生まれてきたら、コンフォートゾーンを少しでも広めていくということが大事だと思います。
その具体的な方法については、いつかの機会に!!(つかれた

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